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【ニュースダイエット】ニュースに時間を取られすぎている方必見【時間節約術】

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どうも、じ~ゆ~(@ji_yu_blog)です!

最近、ニュースアプリに時間を取られすぎている気がするなぁ。

こんなモヤモヤを抱えている人に、今回は『ニュースダイエット』を提案します!

突然ですが質問です。

人は1日のうちにどれくらいの時間をニュースに使っているでしょうか?

アメリカのピュー研究所によると、人がニュースに使っている時間は1日58分〜96分だそうです。

ニュースは読むのに時間がかかるし、内容について考えてみたり、他の人の反応をみたりといったところまで考えるとかなり多くの時間を必要とするわけです。

要するに時間食い虫ですね…

時間を無駄使いしたくない!そんな方は、ぜひ今回の記事を読んで、ニュースダイエットに挑んでください!

具体的なニュースダイエットの話に入る前に、以下の2つのポイントをまず解説します。

  1. 良い情報とは何か
  2. ニュースの盲点3つ

ちなみにこの記事は『ニュースダイエット』という書籍を参考にしています。

もし興味のある方は、ぜひ書籍も読んでみてください。
時短で読みたい方は、flierがおすすめです。

①良い情報とは何か

  1. 判断に影響を与えるもの
  2. 行動を促すもの

逆に言えば、判断にも行動にも影響与えないような情報は総体的に価値が低いってことです。

古代ローマの哲学者セネカは2000年前にこんなことを言っていたそうです。

お金のことになると私たちは倹約家になる。それなのに時間に関してはとんでもない浪費家になる。私たちが本当に倹約すべき唯一の財産は時間だというのに。

深いですね。確かに情報というのはそれ自体にエンターテインメント的な側面もあって、芸能人の誰と誰が結婚したとか、スポーツ選手のセレブ生活がどうだとか、ちょっと気を許すとついつい時間を使いすぎてしまいます。

②ニュースの盲点について

何が重要で何が重要じゃないニュースかなんて見てみないとわからないから、世の中で起きていることはできるだけたくさん知っておいた方がいいんじゃないの?と思う方も多いと思います。

この意見はもっともだと思います!僕もニュースダイエットの書籍に出会うまで、ずっとそう思っていました。でも一方で、ニュースには様々な盲点があります。

ニュースの落とし穴1つ目:ニュースになっていない重要なニュースもたくさんある

重要な事件がニュースになってるのでは?って思いますよね。これは半分正しくて半分間違いです。

みんなの目を引くニュースと自分個人にとって重要なニュースは違います。
大々的に報じられているニュースが皆さんにとって重要なニュースとは限らないということですね。

世の中には実は重要なのに大勢の関心を引かないからニュースにならないものがたくさんあります。
限りある時間を使って取りに行くべき情報はこちらですよね。
このニュースを取りに行ったほうが自分の人生がよくなるわけです。

ニュースの落とし穴2つ目:無理して自分の意見を持つ必要はない

世の中で起きているたくさんの事を知ってそれらの出来事に対して自分なりの意見を持つべきだ、と考えている人も多いと思います。

それに対するニュースダイエットの著者の意見は、「無理して意見を持つ必要はない」、とすごくシンプルでした。

たとえば来年の夏の気温はどうなるだろうかとか、第3次世界対戦は何パーセントの確率で起きるのだろう、というような、自分たちの脳で考えるには限界がある話題は、自分の意見が無くても構わないっていうスタンスです。

あらゆるニュースに目を通して、あらゆることに対して意見を持とうとするといくら時間があっても足りません。

そんなの知らんがな!という結論になるようなニュースはそもそも知らなくていいっていう考え方もあるということを覚えておいても良いかもしれません。

ニュースの落とし穴3つ目:人は悪いことはいいことよりも重要だと感じてしまう

動物の遺伝子は、ネガティブなことに過敏に反応するようにできているそうです。
だから悪いことは良いことよりも重要だ、そういう風に感じるそうです。

ファクトフルネスの著者も世の中はよくなってるんだよ、良いことにも目を向けて!と、発信していたことと関係がありますね。

ニュースに触れるということは、常にネガティブにさらされるということも認識しなくてはなりません。

確かに、今日は世界で何の事件もありませんでした!っていうニュース見たことないですよね。

そして世の中にはそういったネガティブなニュースがどれだけ体に悪いかっていうことを真剣に研究している教授もいるそうです。

ニュースをきっかけにイライラしたり怒りを覚えたり、夜に寝付けなくなったりそんな経験をしたことがある人も多いでしょう。

どうせなら体にいいニュースを摂取したいですね!

具体的なニュースダイエット法

どんなことに気を付ければ本当に良い情報だけに触れられるようになるのか、
具体的なダイエットステップを2つ紹介したいと思います。

Step1:情報源の整理

まず情報源を整理することから始めましょう!自分の情報源をカウントしてみてください。

テレビのニュース、新聞記事、SNS、ニュースアプリ、大体こんな感じですかね?

仮に皆さんがこれらの情報源から1日に50の情報を得ているとします。でも50の情報のうち実際に何か判断する際に役に立つ情報は1個、何か行動を起こすきっかけになった情報は1個、だと仮定します。

ニュースダイエットの目的は入手する情報を50個から10個に減らして、そのうち判断行動に繋がる重要情報を2個から5個に増やす、というイメージです。

ニュースダイエットがうまくいけばニュースを見る時間が減る分、他の有意義なことに時間を使えて、自分にとって重要な情報が増えた分、人生の豊かさが向上するという良いフローに入っていきます。

情報源を整理したstep1の時点で、なんでこんなくだらないものを見ていたんだろうというものに気づければ大きな1歩になります。

僕は最近、あまりに忙しくなりすぎて、SNSの通知を切りました。急いで対応しなければならない!なんてSNSの通知は正直言ってないですからね。

次は苦渋の決断なのですが、楽しんでいる某ニュースアプリとお別れしようと考えています。なんでも捨てれば良いってことではないですが、最低限、必要な分だけにする意識は大切です。

Step2:能力の輪に集中

step 1で整理した情報源から皆さんのところに日々大量のニュースが送られてきますが、見るべきニュースと見る必要のないニュースは、何を基準に区別すればいいのか迷いますよね。

その際に参考になるのが、「能力の輪」という考え方です。

偉大な投資家、ウォーレン・バフェットはこんな人生訓を持っています。

自分の能力の輪を知り、その中に留まると、輪の大きさはそれほど大事ではない。大事なのは輪の境界がどこにあるかをきちんと把握することだ。

バフェットによると、人間は自分の能力の輪の中にあるものは習熟できるけど、自分の能力の輪の外にあるものは理解できないか、一部しか理解できない、ということのようです。

僕も本業のライフサイエンス業界の話や、英語学習、読書、節約の話は能力の輪の範囲内ですが、異業界の話や、世界史や日本史を極めろと言われたら厳しいです…泣

IBMの初代社長トーマス・J・ワトソンもこんなことを言っています。

私は天才ではない。私にはところどころ人より優れた点があってそういう点の周りからずっと離れないようにしているだけだ。

皆さんの能力の輪の内側にあるものはどれも価値あるニュースですが、一方で能力の輪の外側にあるものは価値が低いニュースです。

この考え方で、ニュースの取捨選択をして、自分の限りある時間を有効活用していきましょう!

まとめ

自分にとってゴミ箱行きのニュースばっかり扱っている情報源が分かったら即お別れしましょう。

そういうテレビ番組、新聞記事、ニュースアプリ、フォローしているSNSアカウントから一旦距離を置くのは大きな決断が必要です。

けど、別れた彼氏彼女が忘れられないみたいな感じで、それらの情報をまた見たくなったら、それはその時に復縁を考えてみればいいだけです。

ああ、やっぱり別れて正解だったなと思ったらそれでOKです!

とにもかくにもまずはトライですね。案ずるより産むがやすしです!

情報があふれるこの時代だからこそ、ニュースダイエットぜひチャレンジしてみてください!

今回の話を聞いて、関心の外の世界に対する意識も必要だし、関心を狭めると未来への可能性がどんどんなくなるんじゃないの?教養がない人にならないの?そういった疑問を持つ人もいるでしょう。

そういう方は是非、『ニュースダイエット』の書籍を読んでみてください。
皆さんの疑問に対する著者の答えが載っています!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

それでは、また!じ~ゆ~でした!

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